６月３０日（日）「萩・出雲」

久しぶりの本州は何故か雨続き。昨日は下関に上陸してから降り始めて、今日は朝から。ま、小雨なんでそれ程不都合は無いのですが、景色がパッとしないんですよ…。 　で、本題。今朝は06:00に目覚め、もう使わない荷物をまとめて実家に送る準備をすることに。九州／沖縄のツーリングマップルとキャンプガイドを筆頭に、この２ヶ月で貯まった観光パンフレット、長袖の中着等々。さすがに、これだけ送りつけるのもなんなので、どこかで御土産を購入して、一緒に送付するつもりなのですが…結構な量になってしまい驚き。普段から荷物を少なくするように心がけていたのですが…。
きゅうりのささがき２本分の上に「進む君」、そしてトマト丸一個を付けたものが朝食。例によって大変ヘルシーである。		←朝食。肉味噌うどんが食べたかったので、昨日スーパーで、最も近そうな「ごはんが進む君」（麻婆豆腐）を購入してみました。が、予想よりずっと甘く、肉っ気が全然無かったので、全然違う料理に。ま、これはこれでありですが。 →キャンプ場近くの竜宮の潮吹。波の高さによっては、30ｍは潮が吹き上げるところらしいのですが、今日は凪いでたので普通の岩場。		岩場の海面下に洞窟があり、そこに波が打ち寄せると…ということらしいです。
		←こういう風景は嫌いじゃない、むしろ好き、いや大好き。 →こういうのも結構好きです。どんよりしてるのはどうにもならないけれど、雲がビシッとしていれば…。 ちなみにこの時は、雨も降ってなかったはず。
	←日本海に沿って走る山陰本線と、山々の合間の小さな集落。私のイメージしている「山陰」はこんな感じ。 　で、実際に日本海にベタッと沿って走っていると、大きめの街があって、無人の山があって、こういう集落があって、また無人の山…という感じで、結構イメージに近かったです。 　関東、四国、九州の田舎には無いひっそり感があるけど、鹿児島、沖縄の離島で感じた閉塞感は少ないみたいな。しっくりくる言葉が見つからないッス。太陽が照ってりゃまた別のイメージを持ったと思うし。
		で、小雨の降る中、萩に到着。看板に「維新のふるさと」とある通り、明治維新関連の場所が多くて、歴史小説好きにはたまらない場所かも。 ⇔萩城跡。石垣しか残っていないのに金がかかる意外に珍しい場所。でも、一番石垣がキレイに見えるのは料金所手前だったり。
		萩は長州の中心ということで、名だたる長州藩士の生家がたくさん。家を見ても楽しく無さそうだとは思ったのですが、高杉晋作は見ておこうと（←表紙↑）。ちなみに他には、木戸孝充、伊藤博文、山縣有朋などなど。 →は昔ながらの城下町の風景。萩ってスゲェ。
		そして吉田松陰の生家は松蔭神社になってました。享年２９歳っていうのはあらためて若いッスね…。 ちなみに主要な門下生も松門神社として祭られてたのは驚き。簡単に神様を増やさない欲しい。 ←境内にある松蔭博物館
		←松蔭神社。 →松下村塾。ここで松蔭が教育したのが１年間だけと知って驚き。日本史を知らないと新鮮に驚けて嬉しいなーなんて。
昼飯はコンビニ弁当ではなくて、スーパーの弁当。何が違うかっていうと量が違うだけですが。
		萩から遥かに北東に進んで、浜田市は石見畳ヶ浦に。 海岸の丸い石は、貝の遺骸が穴の中に溜まって貝化石の石灰質分で砂粒が固められ、そこ以外が侵食を受けても残ったもの、とのこと。広ーい範囲でこの丸石がポコポコあって、相当変な景色。
		で、また北東に進んで、一気に出雲大社に（⇔）。途中、何も無い…訳でも無いのですが、寄るほどではないかなーと。 出雲大社は広いのですが、意外に見るべきところは少ないッス。昨日の件で、久しぶりにお賽銭入れて願い事なんかもしてみたり。
		上段←入り口の大鳥居。 上段→拝殿 ←本殿 普通神社はニ礼ニ拍一礼ですが、ここ出雲大社はニ礼四拍一礼とのこと。つまり、２回お辞儀をして、４回拍手を打って最後にもう一度お辞儀をすると。
出雲大社を出たら、丁度17:00。今日は雨が降っているし、出雲大社の目の前の通りに素泊まり3,500円の宿があったので、そこに泊まることに。 　で、飯屋を探す旅に出たのですが、出雲大社の近辺にはスーパーもコンビニも普通の飯屋もなんにも無いです。散々歩いた結果、出雲大社の正面のいかにも観光客相手の定食屋で、一番安い650円のオムライスを。