そういえば銀マット買ってなかったなぁーと気がついたのが昨晩シュラフを広げてから。必要なものだから定番となったのだ、ということが身に染みてわかりました。砂利の上にテントとシュラフだけだと、背中が痛くて寝むれないんですね…。
それでも「ふ」と目が覚めて時計を見るとAM8:00。チェックアウトは11:00なので、もう一寝入りできるなーなんてシュラフにくるまりながら考えていると、なんと雨音が聞こえてくるじゃないですか。というか、その音で目覚めた感じ。今回は荷物を少なくしようと思って、ちゃんと天気予報の降水確率を確認して雨具を置いてきたので、出発できませんな。ここでもう一泊するか…。 |
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11:00になったら管理人のおっちゃんに、「継続」と言おうと心に決めて、取り敢えずは朝飯つくりに。9:30から作り始め、まずは飯炊き。「はじめちょろちょろなかパッパッ」という呪文は知っているのですが、その内容がよくわからないので、昨晩と同じようにやってみる。
むかしの飯盒炊爨の記憶をたどって、最初強火で、吹きこぼれたら中火、水蒸気が出なくなったらおしまいと。芯は無いけど気持ち硬いようなく…。(←10:18朝飯完成)
しかし、「はじめ」と「なか」ってのはどこからどこまでなんだろうか…。ちなみに、おかずは昨日の残りのチンゲン菜+しめじのラーメン。 |
朝っぱらからラーメンライスってのは自分でもどうかと思うのですが、飯を炊きたかったので仕方が無いじゃないですか。それと飯を作っている間に雨が止んだので、急遽テントを畳んで出発することに。
AM11:00をまわってしまっていたのですが、ま、他に客もいなかったし問題ないでしょう。トイレも水洗だったし、炊事場もしっかりしていたので、いいところだと思うのですが。
雨が降っていないとはいえ、天気は完璧な曇り。太陽の「た」の字も見えない中を白糸の瀧に行くことに。ま、別に観光に来たわけではないので、暇つぶしに行く場所は無料に限ります。(音止滝12:45→) |
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24号から469号に戻って、72号に移り、139号に合流したところが白糸の瀧。駐車場が有料だったので近くに路駐して(バイクなんでいいでしょう)、歩いて瀧まで行きました。
で、瀧に着いてビックリ。すごくいいじゃ無いですか!!
鎌倉や日光も嫌いじゃないんですが、こういう自然の力が感じられるようなところは大好きです。小笠原以来の感動を味わってしまいました。(←クリックするとパノラマがでます)
朝一に雨が降っていたため、いつもより水量が多くて見ごたえがある、と売店のおっちゃんが言ってました。 |
で、次はどこにいこうかなーとツーリングマップルを見てみると、富士山の新5合に「無料」でバイクで行けるみたいなので、そこに行くことに。
139号から72号に戻り、途中を左折すると目の前が富士山…のはずだが霧のせいで全く見れない。こりゃぁ、富士山に登っても下は見れなさそうだと思っていると、また雨が降ってきました。
今度は小雨だし、雨宿りができそうな場所もとっさに見当たらなかったので、取り敢えず前進することに。180号、別名富士山スカイラインを急ぎ目に走っていると、どんどん高度が上がって行き、異常に寒くなってきました…。とてもじゃないけど新5合なんて行けないので、180号をそのまま東進して御殿場市に。
一回も道を曲がっていないのに、180→152→23号と道名が変わり、ふと気がつけば246号じゃないですか。明日の午前中には自宅に居なければならないから、取り敢えず横浜方面に行って、途中でキャンプ場を探して明日朝起きたらそのまま帰ればイイや…。と思っていたら段々面倒になってきたぁ!!昨晩あまり眠れなかったので寝不足だし、キャンプのノウハウもなんとなくわかったし、足りない道具の見当も付いた。もうこのまま246号を横浜までいっちまえ!!(笑)。 |
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14:47、50 金時神社(⇔)
246号の途中で金太郎の生家が神社になった金時神社を見かけたので、寄ってみました。
色とりどりの花が咲いていて綺麗でしたよ。
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金時神社を出てすぐ、後輪から変な音がする!!
慌ててバイクを降りて見てみると、パニアケースをとめるマウントが、図(←)のように後ろにスライドしてしまって、それが後輪に干渉していたことが判明。(ついその場で直してしまったので写真は無し)
これが高速移動中なら大惨事だったので、取り敢えずは金時師匠に感謝を。で、パニアケースを揺らさないように慎重に運転しつつ、そのまま横浜に。いつもよりトップケースが重かったし、東北行きでの改善箇所とも違う部分のトラブルなのですが、パニアケース周りはもう一度キチンと確認しないとまずいなぁ。 |
で、今回の実験旅でわかったこと。
1、ガスランタンは必要無い。単三電池の電灯だけで十分。ホームページの更新は真っ暗闇でも大丈夫だし。
2、ガソリンバーナーはガスバーナーに比べて面倒くさい…が、場所を取らない(ガス缶含む)。ガソリンくさいし、ライターも別に必要になるが、ガスランタンを持っていかないならガソリンバーナーのほうがいいかも。
3、銀マット、もしくはそれに類するものは必須。それと枕。睡眠環境をよくしたい…。
4、テントは設営より撤収のほうが何倍も時間がかかる
5、やっぱり自炊は安い。
6、米を炊くのは意外と難しい。
7、食材は買い過ぎるとケースに入らない(笑)。
…くらいでしょうか。
で、取り合えず経験地稼ぎはこれで最後。
後は本番で随時対処していくしか無いのですが、ま、なんとかなるでしょう。ちなみに本番のスタートは来週の頭、遅くとも半ばを予定してます。それまでに道具の要不要を再考して必要なものを買い足し、パニアケースを二度と落ちないように取り付け直し、バイクをバイク屋で整備してもらうつもり。
お、それと飯の炊き方も練習してみないと。
米の美味しい炊き方を調べるついでに「はじめちょろちょろなかぱっぱっ」の呪文の意味するところを調べてみました。
お米に水を十分に染み込ませてあることが前提で、(最低30分)←私にはこれが足りなかったらしい。
「沸騰するまで」が「ちょろちょろ(弱火)」…米と水の温度を一定にしないと芯ができ易いので沸騰するまではゆっくりと。
「沸騰したら」「ぱっぱっ(強火)」…米が釜の中で対流して、全体を均一に炊き上げるため。
「水が無くなったら」「蓋取るな」…蒸らしとのこと。 |