６月１０日（月）「奄美大島」

		奄美大島行きのフェリーの個人スペースは非常に狭くて、何も出来ないッス。170×50cmくらいのマットが隙間無く並んでいるので、毛布も広げられないし、寝返りもうてない。壁に寄りかかるコトも出来なかったし、コンセントも遠かったので充電もできない…。 （この二つは運次第でできますが） 　それでも安いから屋久島フェリーよりかはまし。２等船室なんかいくら狭くても安けりゃいいんですよ。それが嫌なら高い金払えばいいだけだし。（←は９日の出港直後、錦江湾内での写真のため、電波が届いてメール中）
そんな環境の中、一路奄美大島に。18:00出発の翌05:00到着のため、１１時間の船旅。今年の２月に小笠原に行ったときの経験から、「ひたすら毛布に包まって寝て過ごす」という作戦が有効なのはわかっていたのですが、換気がわるかったのか、船室が非常に蒸して、なかなか寝られなくて辛かった…。 　ともかく台風の影響も無く、定刻の05:00に奄美大島は名瀬港に到着。雨も降っていなかったので、早速時計回りに周ってみることに。→は高台から名瀬港を見下ろしているところ。
	種子島、屋久島の時点で南国気分だったのですが、奄美大島までくるとさすがに一味違う、という写真を。 ←よくある離れ小島の写真なのですが、生えてる植物が松ではなく熱帯の植物。 →お見事な珊瑚礁。本当の南国。
		正直な話、奄美大島の知識というものが全く無かったので、国道を走っていて驚いたのですが、西郷隆盛が島流しされた島ってこの奄美大島だったんですねぇ…。 ←西郷南洲謫居跡。
		09:25　北のほうをザックリ見終わり、観光施設が開く時間になったので、一度名瀬市に戻って、奄美博物館に。（⇔） 　屋久島の屋久杉自然館がよかったので試してみたのですが…、失敗。せめて剥製にして欲しい。
		博物館はグズグズだったのですが、そこで貰ったパンフに何箇所か面白そうなスポットを見つけたので、出発。 10:45　⇔奄美野生生物保護センターは休館日（泣）。奄美大島は歴史ではなく自然が売りだと判断したので行こうとしたのですが…。
11:42　→マテリヤの滝。海岸沿いの道から10km程細い道を走り、400mの遊歩道の先にある滝。400m程度の遊歩道なんて屁みたいなもの…とか思っていたのですが、屋久島と違って暑いし蒸してすぐに汗だくに。 　マテリヤですよ、マテリヤ。なんかこう、名前がいいですよね。強そうというか、強くしてくれそうというか。召喚できそうというか。 　ちなみに誰に対しても何の説明もしないので、よろしく。
		他にも徳浜断崖（←）とか、高倉群（→）などにも行ってます。この間に、何度も雨が降ったり止んだりしているのですが、台風とは直接関係なさそう。単なる雨にしては激しかったような気もするのですが。
		昼飯はうどん定食だったのですが、何か不思議な味付。醤油じゃないし、塩って訳でもない。でも美味しい。 深く追求はしないというか、できないのが少し悲しい。 →アランガチの滝。マテリヤとかアランガチとか、言葉自体の解説がどこにもないのが残念。
		そして、アランガチの滝からマングローブ原生林に行って、カヌーツーリングに参加しようかなーなんて思ったのですが、ここで粒が痛いほどの大雨が。 　突然の土砂降りに、さすがに台風の雰囲気を感じたので、名瀬市まで戻って今日の宿を探すことに。 　←は恐竜映画に出てくるような巨大なシダのような植物。南国っていうかジャングル。
名瀬市は久しぶりにB-mobileが使えるので、インターネットで「安い宿」「奄美大島」で検索。ヒットした「たつや旅館」は、素泊まり2,500円で歯ブラシからタオルからの施設も充実。朝はトーストのサービスまでしてくれるということなので、早速電話。まだ空きがあったので予約してすぐにチェックイン。 　部屋も広いし、テレビもでかい。今までで１、２を争う程の充実ぶりだった上に、明日の便も絶望的だろうなーと思ったので、２泊分の5,000円を前払いすることに。 　明日以降のことなんてわかりませんけども、晴れたら水着とシュノーケルでも買って、スキンダイビングでもしてみようかなーと。