鹿児島県 屋久島 屋久杉

6月7日(金)「屋久杉」

 一夜明けて、いよいよ本格的に屋久島探索に。基本的には「世界遺産」を見るというコンセプトにするつもりなのですが、今までの「文化」世界遺産と違い、屋久島は「自然」世界遺産。「これ」が世界遺産というものではなく、「この地域」が世界遺産ということのようなので、今ひとつよくわからないッス。という訳で、まずは観光センターでもらったパンフをもとに、世界遺産センターというところと、屋久杉自然館というところで勉強することに。
 いつものように朝05:39に起床。朝飯は食パン+ジャム+バター(←)。やっぱりソバ、うどん系の方が好きだなー。パスタとかも面白そうですが。急ぐときはパン、普段は麺類がベストなのか…?
 で、このキャンプ場の住人(→)、結構カワイイ。
 で、今日は最初に屋久島の勉強をするつもりだったのですが、開園時間まで、まだ3時間も時間が。そこで、ここ、矢筈キャンプ場から最短で屋久杉が見れそうな、白谷雲水峡へ(←)。
 ここは、屋久杉のたくさん生えている地域に遊歩道を通しているだけの(失礼)、施設なので、朝早くてもやっているだろうなーと。
 案の定、受付はあっても自由に出入りしてよさそう。で、30分、60分、2時間30分コースと3種類ある遊歩道の、どれにするかというと、一本でも多くの「銘入り」の屋久杉を見るために、最長の2時間30分コース(原生林コース)に挑戦。ま、暇人ですし。
08:03 ←気根杉
08:10 →弥生杉(樹齢3,000年)
 気根杉は樹齢が書いてなかったので、コスギ(樹齢1,000年以下)かも。弥生杉は最も低地で見られる屋久杉とかなんとか。
08:29 ←二代大杉
08:47 →三本足杉

08:57 ←三本槍杉
09:05 →奉行杉
 で、この白谷雲水峡の銘入りの杉は終わり。受付まで戻っても、まだ10:00。
 2時間半コースを2時間で周れたので、まぁまぁのペースですかね。
 で、屋久島の周回道路まで戻り、当初の目的地である屋久杉自然館に行く途中、NHKの連ドラ「まんてん」(←)の舞台が屋久島だとか。これって現在放送している奴なんですかね?撮影現場うんたらとかいう場所は見当たらなかったのですが。
→屋久杉自然館。
 この屋久杉記念館はいいですよー。屋久杉自体の説明から屋久島の歴史、屋久島の昔の映像なんかもたっぷりあって、非常に勉強になるというか、興味深いです。
どうして屋久杉には変な形の樹が多いのか、とか、屋久杉はなんで長生きなのか、なんで世界遺産として認められたのか等々、事細かに解説してあります。
 ちなみに現在不思議な景観を保っている杉が多いのは、
@屋久杉の上に、ツツジ、シャクナゲ、ナナカマドなどが成長している(寄生ではなくて、樹の上のコケなどに根ざす着生という現象)。
A江戸時代の伐採や、天災時で倒れた1代目と、そこから生えた2代目が合体しているから。(江戸時代の伐採の2代目も樹齢何百年)
B昔から続く伐採で、木材として不適合とされる程異形な杉が残っているから。
→は昔実際に使用されていたチェーンソー。
 で、隣の世界遺産センター(無料だが、ヘボい、行かなくても問題なし)を見終わってもまだ12:00。有名な縄文杉は、片道4時間半かかる「登山」ということだし、海岸沿いの観光は昨日で大体済んでいるので、このまま屋久島の奥に入り、午前中の白谷雲水峡と全く同内容の「ヤクスギランド」に行くことに。
 日に2回遊歩道に行くこともないかなーとも思ったのだけど、月に35日雨が降る(何の本だったか?)という屋久島のことだから、明日どうなるかわからないし…と。
 で選んだコースは、やっぱり最長の150分コース(途中封鎖のため、実際には80分コース+α)。結構元気や体力が残っている私。
13:30 ←千年杉
13:37 →仏陀杉
13:55 ←三根杉(樹齢1,100年)
13:57 →母子杉(樹齢2,600年)
14:00 ←天柱杉(樹齢1,500年)
14:20 →双子杉
 で、駐車場まで戻って14:30。変則なコースを辿ったのですが、1時間ちょっとで戻れるとは…。まだあまり疲れてないし、この旅のおかげで体力ついてきたのかも。
 で、ヤクスギランドからバイクで10分ほど奥に進み(ヤクスギランドの外になる)、「車でいける一番大きな屋久杉」という紀元杉に(→)。樹齢は3,000年。
 ここでまだ15:00なのですが、実は昼飯がまだ。ヤクスギランドで食べれると思ってたので、何も口にしていなかったんですよ…。そんな訳で、昨日時間切れで行けなかった千尋滝(「せんぴろ」と読む…惜しい!)に向いながら食事どころを探すことに。
15:55 千尋滝に到着…昼飯はなんか手ごろなのがなかったので抜くことに。ま、特に問題ないでしょう。
 で、観光案内を見直すと、この滝はリポビタンAだかオロナミンCだかのCMで使われたことでも有名らしいのですが、遠くてよくわからない…。巨人軍がバット振ってりゃオロナミンCなんでしょうが。
 そしてまだ日は高いのですが、明日は朝早くに出発して、屋久杉の王様、樹齢7,200年ともいわれる「縄文杉」を一日掛けて見に行くつもりなので(片道4時間半かかるらしい)、普通の宿に泊まることに。
 できるだけ登山口(ヤクスギランドもある安房)に近い宿で、一泊二食で5,000円で泊まれるところは…と端から聞こうとしたところ、一発目の民宿「前岳荘」が、「普段は7,000円だけど…」ということでOKしてくれました。よーし、ラッキー、今日はいい日だなーとか思って、風呂に入って、日記を作り、19:00に夕飯を食べに食堂に行くと…一人だけ別卓。
 お?と思って食卓を見てみると、お盆の上にはカツ丼とおしんこが…。他の人の食卓には刺身とか肉とかがところ狭しと載ってるんですよ…。昼飯抜いてたせいで、なんとなく悲しみ倍増。明日雨が降ったら本土に帰ってしまおうとかココロに誓った瞬間でした。
6日     カレンダー    8日
本日の結果

走行距離… 107km(GTREX表示による)

出費
 朝飯…食パン、ジャム、バター              0円
 昼飯…なし                          0円
 夜飯…カツ丼                         0円
 給油×1… 1,034円(リッター120円!)
 宿… 民宿「前岳荘」                   5,880円
           (明日の昼の弁当600円込み)
 協力金(入場料ではない) 白谷雲水峡        300円
                  ヤクスギランド       300円
 入場料 屋久杉自然館                   600円

 計 7,080円
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