E-100RSの特徴と購入理由 |
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E-100RSは2000年11月18日にオリンパス光学工業(株)から発売されたデジタルカメラで、151万画素1/2型(インチ)CCDを搭載しています。 特徴は秒速15コマの高速連写と手振れ補正機能付き光学式10倍ズーム、シャッターレリーズ前の画像を撮影できるプリキャプチャー機能、スマートメディアとコンパクトフラッシュのWスロット、最高1/10,000秒のシャッタースピード等々、現在の最新鋭機でも取り入れていない機能が盛り沢山です。 購入理由は単三電池、面白そう、50,000円を切った!など。 |
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普通に撮って遊ぶ@「秒速15コマ+プリキャプチャー+手振れ補正」 | |
E-100RSは、サッカーのゴールの瞬間など、従来プロしか撮れなかったシャッターチャンスを逃さないようにと造られた機種なので、そういった特殊な環境時での撮影では本当に素晴らしい写真が撮れます。 150万画素しかなかったり、4隅にスミアーがでたりとかの欠点もありますが、この写真のように、大揺れの船の上で(手ぶれ補正)、いつ飛ぶかわからない(プリキャプチャー)クジラの、決定的な瞬間(秒速15コマ)を撮らえられるデジタルカメラは、今のところ他には無いです。 (←ザトウクジラのブリーチ(ジャンプ) 撮影地 小笠原) |
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普通に撮って遊ぶA「光学式10倍ズーム」 | |
E-100RSは38-380mmの光学式10倍ズームと、ちょっと広角側が弱いのですが、その分遠くのものがよく撮れます。 この写真だと、小さくて少しわかりにくいですが、奥に見えるコスモクロック(観覧車)の中心の時計がアップになります。 (←日本丸とコスモクロック 撮影地 横浜) 焦点距離38mm⇔380mm |
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ワイドコンバージョンレンズを使って遊ぶ「INON UWL100」 | |
C-3030の水中用ハウジング用のワイドコンバージョンレンズというものがINONというメーカーから出ています。 もともと水中で使うことが前提なためか、地上では結構歪んでしまいますが、焦点距離はなんと0.56倍!! E-100RSでも38×0.56で21mm相当の焦点距離になります・・・が、この機種の用途からいって、実際にはワイコンを使うことは無いでしょう。 (49→55mm&55→67mmのステップアップリング使用) 焦点距離38mm→21mm |
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テレコンバージョンレンズを使って遊ぶ「オリンパス B-300」 | |
E-100RSには純正のテレコンがありません。 せっかく10倍ズームを作ったんだから…ということなのかも知れませんが、フィルター径さえあわせれば普通に付けられます。なかでも、このオリンパスの銀塩カメラ(L-3)用のB-300というコンバージョンレンズ(1.7倍)は、焦点距離を1.7倍にしてくれるので380mmが646mmに!! ただ、残念ながら現在は生産中止ということで、手に入れることが難しくなってきています。 (49→55mmのステップアップリング使用)(←コスモクロック) 焦点距離380mm→646mm |
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スポッティングスコープを使って遊ぶ@「PENTAX PF80-ED&18倍」 | |
スポッティングスコープというと聞きなれませんが、要は望遠鏡のことです。メーカーによってはフィールドスコープとか地上用望遠鏡とか言ったりもします。 で、そういったものの中には、デジカメを取り付けて撮影(コリメート撮影)できるようになるアダプターがあったりもするんですが、フィルター径49mmというのが無いので、多少の工夫が必要になります(詳しくはこちらで)。 アイピース(接眼レンズ)はXL28(倍率18倍) 焦点距離380mm→6,840mm!! |
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スポッティングスコープを使って遊ぶA「PENTAX PF80-ED&48倍」 | |
写っているのは電光掲示板の数字の「2」のカーブしている所のアップです。 全体的にボケてしまっていてわかりにくいんですが、何故か倍率の低いXL28(倍率18倍)に比べてケラレが少なくなっています。 しっかりとピントを合わせることが出来ればいいのですが、デジカメの液晶ではなかなか難しいです。(それなりにピントが取れているのが見たいときは(こちら)。とりあえず焦点距離18,240mmってのは凄い。 アイピース(接眼レンズ)はXL10.5(倍率48倍) 焦点距離380mm→18,240mm!!!! |
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E-100RSと私(インプレのようなもの) | |
E-100RSを購入した本当の理由は衝動買いです(笑)。 C-3030の性能では満足できなくなっていて、旅のお供にと眼をつけていた次世代導入予定機は、ニコンのcoolpix5000か、オリンパスのE-10、ミノルタのDimage7でした(単三電池以外はその時点で対象外)。最終的には見た目とスポッティングスコープとの相性からcoolpixを購入することにしたのですが、いずれにせよ普通のカメラです。前から楽しみにしていたクジラのブリーチ(普通に撮る@参照)はたぶん撮れないでしょう。 かといってE-100RSは当時の販売価格がまだ10万円を越えていた上、あまりにも機能が特殊なのがわかっていたため、C-3030の代わりではなく、一回きりのクジラ専用機になってしまうと思っていたので、買うのはあきらめていました、というより、最初から買う気は無かったのです。 しかし、coolpix5000が何度目かの販売時期の延長をして、いつ出るか誰にもわからなくなってしまった時に、E-100RSがNetの特別価格で49,800円で売り始めた!?という情報を得てしまったのです。 通常の店舗ではまだ12万円なのに、Netでは49,800円。勿論台数限定。懐にはcoolpix5000用のお金が・・・。それは、きっと神様が与えてくだすったチャンスなんだろうと。(笑) ま、結果的に値段(49,800円)以上の価値があることが実感でき、買ってよかったなぁーとは思っているのですが、やはりC-3030の代わりにはならないので、coolpix5000も購入するということになりました。 普通にスナップ写真や記念撮影を撮るには全く向かないシロモノですが、バードウォッチングやスポーツ撮影、そして勿論ホエールウォッチングなど用途がはっきりしている人には間違いなくお勧めです。 主婦向けの昼間のテレフォンショッピングの商品になってると聞いたときには、買ってしまった主婦に少し同情してしました。 |
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E-100RSの画角一覧へ(上のリンク先の画像をまとめてます) | |
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