石垣島 栄福食堂の看板

6月15日(土)「波照間島」

 14日の日記では曖昧にしているのですが、実はバイクを那覇港に置きっぱなしで、必要最低限の荷物だけで石垣島にきとります。
 というのも、どうせ石垣島まで持っていってもその先にはバイクで行けないので、あまりバイクの必要性が無いと。
 そして、バイクの往復のフェリー代で石垣島の安宿代が出てしまうので、キャンプ道具のキャリヤーとしても意味がないと。バイクや、つけっぱなしの荷物が盗まれる心配は…石垣島だろうと変わりは無いから…と自分に言い聞かせたりなんかしたり。そんな理由もあって(バイクを盗られる心配があるので)、私が那覇に帰るまでは、この日記も更新しないつもり。(→は14日撮影)
 沖縄→石垣島のフェリーは、安いのに大部屋での雑魚寝じゃなくて、快適!!さすがに個室ではないのですが、←の写真のように、板で区切られている2段ベッドで、カーテンもあります。枕の上にはライトとコンセントも付いていたので、後はテレビさえあればカプセルホテルと同じレベルの装備。
 那覇を夜に出港し、目が覚めたら石垣島なので、時間を無駄にしなくてすむし、沖縄に行ったら石垣島まで足を延ばすのもいいかも。
 ま、週2便しかないので、都合が合えば…ですが。
 沖縄本島から石垣島に渡ってきた理由は、日本の最西端と最南端には石垣島経由でしか行けないからです。
 最西端の与那国島と、有人の最南端の波照間島(地理的な最南端は東京都小笠原村の沖ノ鳥島)が含まれている八重山列島は、ちょっと変わったシステムになっていて、どの島に行くにしても必ず石垣島を経由しなければならないのです。
 例えば、沖縄から波照間島に行こうとする場合、まず那覇から石垣島に行き、石垣島から波照間島と。ちなみに横の繋がりも無いので、波照間島から与那国島に行こうとする場合も、一回石垣島に戻ってから与那国島行きに乗りかえなければならない…と。
 繰り返すと、那覇から波照間、那覇から与那国、そして、与那国から波照間という交通手段は無いと。
(唯一、那覇⇔与那国の飛行機はあるみたいですが・・・)
→は那覇からのフェリーが着くターミナル。
 着いたターミナルから歩くこと10分。離島用の桟橋に着いて船の情報を探すと、08:30発の波照間島行きがあるとのこと(←)。20分後だったので、待ち時間が少なくてラッキーと思い、すぐにチケットを購入。20分間でできることといったら、ま、朝飯ですかね(→)。
 08:30、何事も無く定刻に出港した後が大変。今日も例によってパッとしない天気だったのですが、おまけとして風が強く、波が高く、船が揺れたと。
 基本的に船の揺れには強いほうで、26時間連続で乗ろうが、ホエールウォッチングで大きく揺られようが平気なのですが、波照間島までの70分間は辛かったです。さすがに出港直前の唐揚げ弁当というのは船を舐めてたかも。
 牛だったら絶対はんすうしてるなーというくらいにまで唐揚げが昇ってました。
何とか船酔いに耐えて波照間島に到着。で、まずはレンタサイクル(←)。周囲が16kmしかない小さな島なので、自転車で十分のはず。
→港からすぐ西のニシの浜(まんまの名)、トイレ、シャワーがあるので海水浴をするならココ。
←このヤギのしゃれこうべの写真もニシの浜。ハブクラゲというクラゲに刺されたら、お酢で消毒するようにという看板もありました。
→で、周回道路を反時計回りに回って日本最南端の碑(大)に!

そして日本最南端の碑(小)←上。
「小」は本土の学生によって建てられたもの。「大」は本土復帰を記念して建てられたものとのこと。
 いずれも実際の最南端よりけっこう手前(北)にあるので、極めたい人は岩場を進んで「きわ」まで行っときましょう。GPSの地図では→、実際の雰囲気は←下。

←日本最南の天体観測所。プラネタリウムもできるとか。ここ波照間では南十字星も見れるらしく、その筋の観光客も多いようです。
→日本最南の空港。
 いってしまえば、この島のほとんどの施設が日本最南。自販機にしろトイレにしろ…。
 石垣島ではパッとしなかった天気も、波照間島は晴れといっていい天気で気持ちがいい!!
 ちなみに島内は畑(←)とヤギ(→)、牛の放牧と日本最南端だけです。
 ま、それがいいんでしょうが。
 で、島内の一周が終わって、気が済んだので石垣島に帰ることに(←)。しかし、ここのレンタサイクルのギヤ無しママチャリは、平地を走るだけでも疲れる…。へたすりゃ普通に歩いたほうが楽かも。
 で、石垣島でパンと紅茶で遅めの昼食(→)。
←石垣島の商店街をふらついていて見つけた栄福食堂(表紙↑も)。なんかこう、スゴイ。
→店の名物のトニーそばにしようかとも思ったのですが、沖縄の名物のヤギそばに。ヤギ料理は臭いという話も聞いていたのですが、別にどうってことはなくて美味しかったです。

 要はヤギの内臓が載った沖縄そば。右の小皿の粗塩をかけて食べます。
 宿に入っていろいろ調べたところ、最西端の与那国島は石垣島から船で4時間かかる上に、その船が週2便しかないらしく、基本的には飛行機で行くのが一般的らしいです。値段もそれ程はかわらないし、飛行機だと30分で着くというメリットも。
 ま、決定するのは明日の朝に船会社に電話をして、日付と時間を聞いてからなのですが、たぶん飛行機で行くことになるような気が・・・。
14日     カレンダー    16日
本日の結果

走行距離… 530km(GTREX表示による)

出費
 朝飯…ほっかほか亭 唐揚弁当           300円
 昼飯…石垣島のパン屋 パン×2、缶紅茶     360円
 夜飯…栄福食堂 やぎソバ              500円
 給油×0…                          0円
 宿… 先島ビジネスホテル 朝食つき       5,000円
 フェリー 石垣島→波照間島            3,000円
      波照間島→石垣島             3,000円
           往復割引              −300円
 レンタサイクル1時間250円×3時間         750円

 計 12,610円
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