| ガストで粘ること５時間。久しぶりの完徹は、あまり眠くはないけど体力を非常に消耗する。毎日バイクに１０時間くらい乗っていても、疲れることはなかったのだが。で、朝日が昇り、周囲が明るくなってきた05:00頃に、ガストを出て法隆寺に向けて出発。途中のコンビニで少し時間つぶしなどをしても、05:30には法隆寺の門前に着く。 法隆寺の前をぐるっと回ってみたが、開門時間がかかれていない。しかし、まあ、09:00か10:00だろうと見当を付けて、その間何をするかなーなどと思いながら取り敢えずは音楽を聞いていると、日がだんだんと高くなってきて、それにつれて体も温まってきた。で、太陽はいいなーとか、平日の朝から俺は何をしてるんだろうなーとか、後どれくらい待つのかなーとか漠然と考えていると、その間に、近所のおじさんおばさん達が次々に歩いてきては、法隆寺の門の前で手を合わせ、帰っていく。 その光景は、宗教心の欠片も無い私にとっても、何かこう、すばらしいというか厳かというか、そういうものを感じさせるものでした。 |
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で、そうこうしている内に、07:00には表の門が開いて寺院内に入ることができるようになり、更に08:00にはお堂の中に入る受付も開始される。予想よりずっと早かったが、もともとが観光施設ではなく、お寺なのだから、そういうものなのかもしれない。 法隆寺の中は、五重塔、夢殿、本堂などの建物や、百済観音や玉虫の厨子（名前忘れた）などのモノまで、教科書で見たような光景ばかりで、非常に貴重なモノだというのはわかる。素晴らしいものだとも思う。日本で最初の世界遺産というのも納得がいく。しかし、1,000円は痛い…。400円程度の入場料を各所で嫌がってきた私を、あざ笑うかのような金額設定である。 （ちなみに一番表の門に「境内内の撮影を禁ずる」とあるが、建物は撮っていいとの確認を取っています。） |
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法隆寺を見終わり、前回見逃した奈良の世界遺産巡りに入る。 ←薬師寺。凍れる音楽と称される東塔（手前の古い塔）は697年の建築当時のもの。→唐招大寺。天平文化の代表的な建築物。  |
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| →興福寺。飛鳥の山階（やましな）寺を710年に移転したもので、五重塔、阿修羅像など国宝多数。 奈良の世界遺産で、前回周った春日大社と東大寺、平城宮跡以外で、行っていないものは、「春日山原始林」と、「元興寺」。 この二つも行こうとしたのだが、詳細な場所がわからなくて断念。観光マップ等を見ればすぐわかるのだろうが、ここまでやれば奈良は十分みたいな考えもあって、ここで京都に向けて移動を開始することに。 前回は京都は完全な素通りだったので、まずは奈良から京都市街地へ行く途中の、平等院と宇治上神社から。（下段⇔） |
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←平等院の鳳凰堂。天台浄土系の大寺院。１０円玉の刻印としても有名。 →宇治上神社。平等院の宇治川を挟んで反対側にある。日本最古の神社建築。 |
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で、更に市街地を避けて、東側に移動して伏見の醍醐寺（←）。醍醐山全体が寺域になっている。これは表門。 →一度ホテルにチェックインし、風呂に入って体力が少し残っていたので、近所の二条城に歩いて行ったところ観覧時間外だった…。 |
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しかし夜はまだ早い。といことで、更に夜の祇園に向って歩いていくことに。二条城は近所だったが、祇園は遠い…。バイクの２kmと歩きの２kmはやはり違う。 ←途中にあった本能寺の信長の廟。 →祇園。 |
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| 夜の祇園で何をしたか。それは、外国人観光客に混じって写真を撮っただけである（笑）。中学高校の修学旅行では、京都は寺ばっかりでつまらねー街だ…と思っていたが、この界隈を見て納得。上の写真から一本道を外れると普通の繁華街だった。 ただ、横浜や渋谷の夜は単に騒がしいだけなのに（仙台とか名古屋もそうだったかも）、京都はなんとなく騒がしい中にも落ち着きがあるような…気がするだけだろうなー。 |
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